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ゴールを現実に変える一番シンプルな方法

頭の中で考えているだけでは、
多くのことは現実に影響を与えません。

「やりたいことはある」
「方向性はなんとなく分かっている」

そう感じていても、
時間が経つと、判断はブレ、行動は流れ、
結局いつもの毎日に戻ってしまいます。

この差を、
能力や努力(意志の強さ)でコントロールしようとしなくて大丈夫です。

誰でも今すぐできるシンプルな方法があります。


ゴールを考えるだけでは足りない理由

人はよく、
「目標を持つことが大事だ」と言います。

しかし実際には、
ゴールを「考えている」人は多くても、
書き留めている人は驚くほど少ない

理由は単純で、
頭の中の思考は、整理されず、保存されず、
簡単に上書きされるからです。

考えただけのゴールは、
忙しさや感情に押し流されます。


書き留めることで何が変わるの?

ゴールを書き留めると、
次のような変化が起こります。

・考えが外に出る
・言葉として固定される
・「今の行動」とのズレが見える

これは心理的な話ではなく、
構造の話です。

ゴールが外に出ることで、
判断の基準が「気分」から「言語化された前提」に変わります。


有名な調査が示している、興味深い相関

ある書籍で、
興味深い調査結果が紹介されています。

トム・ベイの
Look Within or Do Without
によると、
ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生を対象に、
「10年後の経済状態」を調査したところ、
次のような分布になったそうです。

・約27%は、経済的な援助を必要としていた
・約60%は、収入ギリギリの生活をしていた
・約10%は、快適な生活を送っていた
・経済的に自立していたのは、わずか約3%

注目すべき点は、
学歴や能力では説明がつかないということです。


違いは「ゴールの扱い方」にあった

同じ調査では、
卒業時に「将来のゴールをどう扱っていたか」も
確認されています。

その結果、はっきりした傾向が見えました。

・経済的に苦しい状態だった人は、
 ゴールを決めていなかった
・最低限の生活ができていた人は、
 漠然とした目標は持っていた
・安定した生活を送っていた人は、
 数年後の姿をイメージできていた
・経済的に自立していた人は、
 ゴールと、そこに至るステップを書き留めていた

重要なのは、
「考えていたかどうか」ではありません。

書いていたかどうかです。


書き留めることのメリット

ここで誤解されがちですが、
ゴールを書き留めることは、
自分を縛るためのものではありません。

むしろ逆です。

・やらなくていいことが見える
・今は動かなくていいと判断できる
・短期の誘惑に流されにくくなる

つまり、
余計な行動を減らすための装置です。


成果を出している人に共通する習慣

別の調査でも、
似た傾向が確認されています。

DayTimer.com の研究によると、
高い成果を出している人ほど、

・ゴールを書き出し
・優先順位を整理し
・日々の行動を記録している

という習慣を持っていることが分かっています。

一方で、多くの人は、

・ゴールを決めたことがない
・毎日やるべきことを整理していない

そのまま、ただ、日々の忙しさに流されています。


書くことは構造を現実に固定する作業

構造を理解しても、
現実に反映されなければ意味がありません。

書き留めるという行為は、

・考えを外に出し
・判断基準を固定し
・時間を味方につける

ための、最もシンプルな方法です。

ノートでも、メモでも、
形式は問いません。

完璧である必要もありません。

残っていることが重要です。

今すぐ、誰でもできます。

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